ヒマだったので、ヒマすぎると仕事辞めますって言ってみた
一つ言っておこう。
私は我慢が大得意である。
波風を立てるくらいなら、私が我慢した方がマシ。
相手に何かを伝えることで、相手との関係が危うくなるのなら、言いたいことはグッと抑えて我慢しよう。
そんなスタンスで、これまで生きてきた。
今日、仕事がめっちゃヒマだった。
というより、お盆に入ってからヒマでヒマで、今日はそのピークと言っても過言では無い状況だった。
どれくらいヒマかっていうと、やることなさすぎてタイピングの練習を何回もできちゃうくらい。(おかげでタイピングがかなり速くなったw)
途中でお散歩したくなったら、ロフトまで行って文房具を好きなだけ眺めることができるくらい。
その帰りにペットショップで子猫と子犬が戯れるところを永遠に見ていられるくらい。
(横浜そごうのペットショップは、最近では子犬と子猫をフリースペースで遊ばせながら販売をしている。従来の一個一個の狭いスペースに子猫や子犬が押し込められているペットショップは遠くから見るだけでも体が拒否反応起こしてそっちを見ることもためらうけども、ここのペットショップは大丈夫)
あと3時間もあるのかーヒマだなーーーってパソコンの画面を見ながら思うことにうんざりして、先輩に相談してみた。(先輩も、やることが無くてヒマだって言ってた。)
「あのー、もしこのままこんな風にヒマな状態が続くと、私辞めちゃうんですけど・・・」
だって耐えられないのである。
ただ座ってるだけでも居眠りしてても時給は発生するので、楽な分にはこしたことは無いだろう。お金が欲しいだけならそれで良いだろう。
でも、私は嫌なのだ。
新しいことがしたい。新しい経験がしたい。常に動いていたい。
その過程で培われた力を、他のために使いたい。
そして、磨かれていきたい。
お金を稼げれば良いんじゃない。
経験がしたい。
だから、ただ座ってるだけじゃダメなのだ。
それが私の気持ち。
そんなことが、前は言えなかったんだ。
今日は、どうしても我慢ならなかったから先輩に言ってみた。
そしたら、先輩はなんと
どうしたら私に仕事が回ってくるかを考えてくれて、周りの人にも相談してくれて、仕事を持ってきてくれた。
半ば冗談で言った仕事を辞める発言が衝撃的だったらしく、辞めさせないために動いてくれた。
私は、ありがたいなと思うと同時に拍子抜け。
思い返せば、1社目の会社ではすごく恵まれていたのに、仕事が一定で変化が無いことや慣れてきてヒマになってしまったことが嫌になって辞めたのだ。
それも、会社に何を言っても無駄だから新しくキャリアチェンジをしなければ、と己の力を過信し、社内の誰にも相談せず、外に答えを求めて転職した。
(辞めることが決まったあと、先輩に、言ってくれたら人事に掛け合って新しいことをさせたのに、と言われた。)
転職先でも、我慢を重ねて、本当に言いたいことは会社の人に言えず、結局は我慢ができなくて、辞めた。
良かれと思って我慢して、自分の気持ちを誰にも言い出さずにいたら、どんどん悪い方向に進み、その重みに耐えかねて辞める、というのが私の定型パターンだった。
それを、今回初めて辞めたのだ。
これは嫌。あれは嫌。あれをやりたい。
自分の本当の気持ちを言葉にすることは、とても勇気がいる。
でもね、言わなきゃあなたの気持ちは誰にもわからないのだ。
それをいうことで、何か変わるかもしれない。
ちょっと楽になるかもしれない。
だとしたら、我慢しないでどんどん気持ちを言った方が良い。
心臓があと何回動くかわかんないんだし。言いたいことは言って、やりたいことやろう。(これは最後に愛犬に教わったよ。本当にありがとう。)
これは嫌なので辞めますってパワーワードだけど、こんなにわかりやすいことってないよねw
言ってみても意外と大丈夫だったことに私はびっくりだったし、「いいんだ!?!?」っていう新しい発見にもなりました。
もし同じような感じで、仕事や職場に不満がある人がいたら、職場の誰かにこういう話をしてみること、おすすめしますw