小さな違和感を無視することは、才能や可能性を狭めること
生きていれば、時にはやりたくないこともやらなければいけないし
グッと我慢をしなければいけないこともあるよね。
でもね
違和感は無視せず、きちんと向き合って避けるようにしてほしいの。
なぜなら、違和感を無視すると、才能や可能性を狭めてしまうことになるからだ。
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以前付き合っていて、私の気持ちがついていけなくなってお別れした人に会った。
別れた直後は、なんで別れちゃったんだろう?とか、戻った方が良いのかな?とか色々考えていたのだけど、久しぶりに会ってみたら「あれ・・・なんかすごく居心地が悪い・・・」って終始思った。
思えば付き合う前からちょっと違和感があったんだけど、見ないフリしてたんだよね。なんで見ないフリしてたかっていうと、私の頭の声(顕在意識と呼ぶ)がめっちゃ計算して、「結婚するなら今だよ!」「ほら、彼と付き合ったらこういうメリットがあるよ!」「将来子供ができたら、良いパパになれそうだよ!」って潜在意識を説得して、条件だけ見ちゃったんだよね。
いざ、条件だとかを取っ払って冷静に、友達の立場の彼と対峙したら、
全然ワクワクしなかった・・・(ごめん)
優しいし、良い人なんだけど、私の中でなんか違った。
もしこの違和感を無視して付き合っていたら、時間も可能性もドブに捨てたようなものだ。時間は命だ。限られているからこそ、好きな人、可能性を拓いてくれる人と一緒にいたいと思う。
こういう違和感って、日常の中でいくつもあると思うんだ。
・このテレビ、見たくないんだけどなあ
・この時間にまだ寝てたいんだけどなあ
・今は食べたくないなあ
・飲み会行きたくないなあ
これが、潜在意識。心の声。
なんだけど、私たち人間には「生き残る=危険を回避する=変化しない」ために知能がある。生きるために、安全な道を計算しまくる。これが顕在意識。
さっきの潜在意識を、顕在意識で書き換えてみるとこうなる
・このテレビ、見たくないんだけどなあ でも皆が見てるから見なきゃ
・この時間にまだ寝てたいんだけどなあ でも朝ごはん作るために起きなきゃ
・今は食べたくないなあ でもせっかく作ってくれたから食べなきゃ
・飲み会行きたくないなあ でも誘われたから行かなきゃ
顕在意識はね、正しいんだ。
正しい、と言われていることをして、「私」を守ってくれるの。
誘われたことに断らなければ嫌われないし、皆に合わせれば仲間外れにされなくて済む。そうやって私たちを守ってくれているんだよね。だから悪くないんだよ。
愛からきている優しさなんだよね。
だけど、物事っていつも予想できない展開で動いていく。
顕在意識で予想できないことは、潜在意識で動かしていくしかないんだよ。
顕在意識で動かしている状態って、絵にしたらこんな感じ
全然自分を信用していないよね。
「アンタはこうしなきゃ幸せになれない!」って言ってるよね。悲しいよね。
でもね、そんなこと全然ないから!
小さな違和感を大事にしていくと、可能性が拓けてくる。才能だって開花していく。
今まで予測しえなかった流れに乗ってくる。
計算なんかできるほど、人生って簡単じゃないんだ。
だからこそ、楽しいし面白いよね。
まずは、小さな違和感を見つけよう。
そしてできるだけ、それらを大切にしてあげよう。