流れるままに生きれば、するっと行き着く場所がある
あのね、本当にそうだなって最近感じるの。
大学3年生〜4年生に就活を死に物狂いでやったのね。
たくさんの会社に足を運んで、説明会に参加して、OBに話を聞きに行って、
自己分析をして、「自分にはなんの仕事が向いてるんだろう?」ってたくさん悩んだんだ。
それで、出た答えが
「私は前に出るんじゃなくて、誰かのサポートをすることが得意だ」
ということだった。
そして、
決められた服装ではなく自由に着たいものを着ておしゃれを楽しみたい!
定時で上がって、夜の時間は勉強に当てたい!
と思ったので、商社の営業事務の仕事をすることに決めた。
というか、勝手にそうなった。
たまたま、サポートが向いているのでは?と思ったタイミングで大学にその企業が説明しに来ていて、
受けてみるか、っていう軽いノリで受けたら最終面接まで行って
そんで受かった。
それまでは営業とか、銀行とか、ベンチャー企業とか見ていて
ことごとく落ちてたのに
あっさり受かった。
その商社は、半導体(車やテレビのの部品とか)を扱っていて
お客様や仕入先は、お堅い人(真面目な人)が多かった。
チャラい人はいなくて、いても仕事熱心な人が多かった。
取引先に電話やメールをして接点を持つといつも担当者が年配の男の人だったから、細かいし真面目だし暗いしで、想像していた華やかな感じでは全然なかった。
でも
私の気質にはすごく合っていた。
私も細くて真面目なタイプだから、うっかりミスをすることもほとんどなかったし、お客様がきになるポイントが事前に分かって、そのおかげで先回りした仕事ができた。
(私が細くて疑問に持つことって、だいたいお客様も疑問に思うことだった。)
だけどいつからか、「この業界は保守的だなあ」、と思うようになった
つまらなくなって、新しいことにチャレンジしたくなった
ということで、様々なことに挑戦した。
webマーケのベンチャー企業に転職してみた
→軽いノリ、適当でガサツな感じが信じられなかった。
頭固すぎっていっつも言われてた
ついていけなかった
エステサロンに転職してみた
→人の気持ちがわからなくて可哀想だねって言われた。
この仕事向いてないって言われた。
同じく、軽くてふわっとした不明確なノリについていけなかった。
(お客様の感情を読み取って寄り添うってなんやねんって感じだった)
そして今
人材会社で営業サポートの仕事をしているのだけど
たまたま面接行ったらたまたま受かった
(きたよ、このパターン)
そして、たまたま配属されたところのお客様は
メーカー、半導体、機械を専門に行っている人たち
結果、めっちゃ楽チン
1社目の半導体専門商社と同じく
細かいところがどうしても気になってしまい、それはお客様がきになるところと一致しているから先回りした仕事ができて
営業さんにもお客様にも感謝される。
真面目で丁寧すぎる、って前の職場では怒られた続けたけれど
今の職場ではこの丁寧さが重宝がられている。
結局のところ
流れるままに生きれば、するっと行き着く場所があるんだなって思うの。
変に気張って挑戦していた時は、全然うまくいかなくてただただ苦しかった。
でも、なんとな〜く、力を抜いて、出会う物事って自分の本質に近い。
だから、大丈夫だよ。
力を抜いて、ゆっくり呼吸して、流れるままに任せてみよう。