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言葉の罠と、アルゼンチン人の友達に学んだこと

 今日、山を登りながら考えたことを聞いてくださいw

(家の近くに山があるw)

 

まず、「言葉の罠」について。

何かを発言するとき、躊躇しちゃうことってない?

私はあるある。

 

結婚が決まった人と別れたってことだったり、仕事辞めたことだったり、実家に戻ったことだったり、なんかいろいろ。

 

なぜ躊躇しちゃうかっていうと、これを言った時の相手の反応が良いものではないからなんだよね。

でも、言葉ってすごく巧妙で、ちょっと言葉を付け足すことで全然意味が変わることに気付いちゃったんだ。

それってどういうことかっていうと、私たちが発言する言葉は、相手の固定観念というフィルターで処理されてしまうってこと。

 

ちょっとわかりにくいと思うから、例をあげてみるね。

 

 

Aさん1「仕事辞めちゃたっんだ〜」

 

Bさん1「えっっ。そうなんだ。(また辞めちゃったの?この人大丈夫なのかしら。いつも続かないから責任能力無いんじゃ・・・次決まってるのかしら?)

 

これが1パターン目。次が2パターン目。言い方を変えてみたよ。

 

Aさん2「仕事辞めちゃたっんだ〜。上司の暴力が酷くてさ・・・。超重い灰皿投げられるし毎日怒鳴られるし、精神おかしくなって最近屋上とか線路には近づかないようにしてたんだ・・・こんな状態だからしばらく仕事できそうになくて・・・」

 

Bさん2「えっっっ。そうなんだ。(可哀想、大変だったんだな、そう言われてみれば元気が無さそう、真面目だからなぁ、しばらくゆっくりしたら良いよ)

 

ほらね、ちょっと言葉を付け足すと反応が全然違うでしょ?

パターン1の方は、Bさんにネガティブな受け取り方をされてる。パターン2は、Bさんの中に ”ひどい職場でAさんの精神が病んでいる” というイメージができたんだろうね。

 

同じような感じで、こういうのって全てのことについて言えると思う。

 

ちなみに私は実家に戻ったとはいえ、正確には実家というものが存在しない。

祖母の家に住んでいる。

説明がめんどくさいので、「実家に住んでいる」と言うと、ちょっと意外な顔(というか、まだ実家に住んでるの?という反応)をされる。

 

ここでマジックを使う。「祖母の家に住んでいる」という言葉を攻撃表示で召喚するのだ。

するとあら不思議。「おばあちゃん想いの優しい子」に印象が変わってしまうのだ。

 

または、一度一人暮らしをして実家に戻ったと言うと大抵の人が納得してくれる。

一人暮らしをすることがそんなに偉いのか、はたまた、みんながやっているからそう思うのか、疑問に感じる。

 

そんな経験を経て、結局は言葉というものは相手の固定観念のフィルターで処理されてしまうんだな、ということを学んだ。

 

その相手も絶対に正しいわけじゃなくて、なんとなく周りが信じていることを盲信していたり、自分で確かめたことも無いことを正しいと思っていることが圧倒的に多い。

 

例えば私も学校は行かなきゃいけないものだとか、きちんと就職しなきゃいけないものだと思っていた。でもそれは自分で比較検証したわけじゃなくて、なんとなく周囲が言うことに思考停止して従っていただけだ。

自分で経験してきたことや見聞きしたことを踏まえて、今では全然そんな風に思わない。人間ってそんなものなんだ。

 

なので、基本的なスタンスとしては、

他人がどう思おうが関係なく、自分が正しいと思うことや自分が好きなことに情熱をかけるのである。

 

それが正しいか正しくないか、は他人が決めるのではなく自分が決めるのだ。

たとえそれが死ぬ間際までわからないとしても、とにかく自分を信じることだけが大切だ。

 

 

あと、アルゼンチンの友達に4年ぶりに会って衝撃を受けた出来事も聞いてw

 

彼、4年前に連絡を取ってた時は横浜近辺で働いていたから

日本の感覚で「今も横浜で働いてるんだよね?」って聞いたら

 

「それはかなり昔だネ!あれから何回か仕事が変わって今は渋谷で働いてるヨ!」

「4年あれば色々変わるよネ〜〜。変わらないとスキルアップできないしネ〜!」

 

って笑顔で返されてカルチャーショック?で言葉が出なかったw

 

日本では最初に入社した会社にずっといるってことも当たり前なのに、外国の人って何十回も転職するのが当たりなんだよね。

自分のスキルアップにも貧欲。

 

知らず知らずのうちに日本式の「こうあるべき」に染まってしまうから、外国の事情を知ったり、海外の人と交流したり、世界レベルの広い視野で世の中や自分を見ていきたいな、という学びを得たのでした。

 

今日も読んでくれてありがとう〜!^^