毎日に恋をして生きよう

毎日がちょっと楽しくなる心理学のこと、環境問題など興味があること幅広く発信しています。

「もったいなかったよ」という素敵な励ましの言葉

彼氏と別れて落ち込んでいた時、既婚者の友人がかけてくれた言葉がとても印象的。

 

「彼は、あなたにはもったいなかったよ。」

 

友人は彼とは会ったことがないけれど、「もっと良い人がいるよ」と言われるより耳障りが良く、嬉しかった。

 

仕事、恋愛、プライベート、何かのご縁が切れてしまった時

「なんでダメになっちゃったんだろう?私の何がいけなかっただろう?」と自分のダメなところを探すとどんどん気持ちが滅入ってしまうけれど、

「私にはもったいなかったんだ」と思うと、「あれが良くなかったから、次はこうしよう」とか、「もっと良い人と出会うために、頑張ろう」とか、とにかく前向きになれるんじゃないかと思う。

 

その時に、過去を振り返って誰かを悪者にしてしまうことのないように注意が必要。

いつだったか、本に書いてあって納得したことが、「過去を否定することは、自分を否定すること」だった。

 

酷い人と付き合っていてお別れをしたとして、彼は最悪だったと嘆くことも、心の栄養のために少しは必要。

でも、そんな彼のことを好きで付き合っていた自分がいるのだから、彼を否定してしまうとその時の自分を否定してしまうことになるのだ。

そしてこれは少しスピリチュアルちっくな話になるけど、彼は、目の前に現れて恋人になる時点で、実はなにかの学びを与えてくれた貴重な存在なのだ。

 

彼は私になにを教えてくれたんだろう?そういう観点で付き合っていた日々を思い返すと、自分が我慢していたことや自分の弱いところ、生きにくくなっている考えに気付くはずだ。(彼のマイペースな所にムカッときたけど、自分に厳しくしすぎていて本当は彼みたいにのんびりしたかったんだな〜。ちょっと彼みたいにのんびりしてみようかな〜とかとか)

 

過去に感謝して、「過去は過去。そしてあれは私にはもったいなかった。次に進もう」と決め、過去を手放し、新しい道を歩いていく。

人生ってその繰り返し(たぶん)だから、なにがあっても楽しんでいくような生き方がしたいな、と思った。

 

「もったいなかった」っていう魔法の言葉、落ち込んだらぜひ使ってみてね。