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【恋愛記事】中途半端な優しさはいらない。優しさなら、好きなあの人だけにあげよう。

私がずっとずっと、課題に感じていたことがある。

それが、誰にでも優しくしてしまうことだ。

連絡をもらって無視する行為が人としての道を外している気がして、たとえ無難な返答でもするようにしていた。異性についても同じ対応をしていた。

 

男友達に「優しいから、男は勘違いするぞ」と忠告されたことがあるが、それが具体的には何をもって優しさとするのかあまりわかっていなかった。

 

連絡をもらったら返すのが当たり前

デートに誘われて、気が乗らなかったら遠回しに断るのが当たり前

好きじゃ無い人とも、連絡を取り続けるのが当たり前

 

当たり前に思うことがたくさんあった。

 

最近ようやくわかったのだが、誰にでも優しくしてしまうのは、その根底に「自信の無さ」があるからだった。

相手に必要とされている喜び、優しく話を聞いてくれる人がいて自分は1人ではないという安心感があった。

なにより、相手に嫌われたくなくて、人として軽蔑されたくなかったし、ひとりぼっちになりたくなかったんだよね。

 

ただ、無難に連絡を返し続けたところ、ある事件が発生してしまった。

それは私がカウンセリング養成学校に通っていた時のことなんだけど、クラスメートの男性に好意を持たれてストーカーされ、他のクラスメートにも「どうしたらウサギさんに好きになってもらえるのか?」をラインで聞きまくったのだ。

ちょうどストーカー被害が世間で話題になっていた時だったので、学校を巻き込む大事件になってしまった。

あの時は、「あの人頭おかしい怖い」と誰もが思い怯えていたけれど、今考えれば私が優しくしすぎたせいで勘違いさせてしまったのがいけなかった。

 

連絡をとること、優しくすること、これらをすることが優しさなのではなく

連絡を取らないこと、相手に期待を持たせないこと、これらが本当の優しさだ。

 

お付き合いができないのにズルズルと連絡を取り続けてしまうと、相手は期待してしまう。期待させておいていざとなったら付き合えませんでした、では相手に申し訳無い。

 

好意が少しでもある場合は構わないが、好意が全くない人に優しくしすぎてしまうのはやめよう。これは自分と相手を守るためでもあるし、自分を安売りしないためでもある。誰にでも優しくすると、怒らない、なんでも許してくれるって思われる危険性もあるから、嫌悪感は相手にしっかりと伝わる方が良い。

(少女漫画でもよくあるよね。好きじゃないなら優しくしないでってセリフ。それが真理だと思うよ。)

 

私が陥った考えは、「この人と繋がっておけば、のちのち人脈が繋がって、好みの人が現れるかもしれない」だった。

これは一理あるのだが、波動の法則を勉強してからはあまりオススメできない考え方だと知った。

「この人と繋がっておけば良いことがあるかも」と損得感情で考えていると、相手も同じように考えていることが多い。この世界は、自分が放っている波動で創られている。

利用し利用されることになってしまい、美しく無い。

 

「いつか着るかも」「いつか読むかも」と言って永遠に着ない服、読まない本があるように、その「いつか」は来ないのだ。いつかのために今を犠牲にするのではなく、今の優しさを、好きなあの人だけにあげようではないか。

その方がよっぽど、精神的にも良いし美しい。

 

好きな人は異性じゃなくても良い。

友達でも、家族でも、誰でも良い。自分自身でも良い。

 

中途半端な優しさを振りまくくらいなら、うんと濃い優しさを好きな人にあげよう。