価値ってつくるもんじゃなくて気づくもの
今日雨の中を歩いてた時に、元彼に宗教の集会に誘われたときの話を思い出した。
集会に行くだけならいいけど、入会を迫られたりしないかどうか、信者の勧誘が強くないのか不安、という気持ちを伝えると
大丈夫、みんな、価値を創り出そうとしてる人たちだから(*´∀`)アハハン♪
っていう答えがかえってきた。
おま・・・・
絶対それ、教祖様が言ってた言葉か、新聞に書いてある言葉そのまま引用してんだろwww
団体の名前がガッツリ入ってるやんww
って思ったのは置いておいてww
(そもそも何が大丈夫なのか謎だし、なんの価値を創り出そうとしてるのかが最後まで謎だった)
価値を創るってところに私は疑問を持ったのだ。
そもそも、創るっていう言葉には「手を加えて、もとと違うものにする」っていう意味がある。
心理学的に解釈すると、
今のままじゃダメだから、手を加えて自分を強くしていく。
そうすれば提供できることが増える。
そうすれば、自信がつく。存在する理由になる。
ってことになる。
これを果物界で表現すると
イチゴ
「すみません!私、どうしても肌に黒い斑点が出ないんです。。。
日焼けサロンに週一で通っても、ベランダで毎日日光浴しても、一向に斑点が出ないんです。病気でしょうか?
一体どうすれば良いんですか???」
バナナ
「すみません!私、種が表面に出ないんです。どこがいけないんでしょうか?
どうしたら種が表面に出ますか????」
さくらんぼ
「すみません!私、とっても小さいのが悩みなんです。人間に一口で食べられてしまいます。どうしたらもっと大きくなるんですか?」
ブドウ
「すみません!私、体が紫なんです・・・
赤になりたいんです。赤じゃ無いとダメなんです。可愛くないんです。
どうしたら良いでしょうか?」
私「うん、わかった。落ち着いて。一回鏡見てみよっか?(*゚▽゚)ノ」
イチゴ
「ふぇ?!私ってイチゴだったんですね?!赤くて表面に種があるんですね?!だからどう頑張っても黒い斑点はできないんですね?!」
バナナ
「えっ!!!私って表面に種はできないんですね?!」
みんな「なーんだ、私は私でよかったんだ。他の誰かにならなくてよかったんだ。」
他の誰かになろうとするから苦しいの。
他を見ちゃダメなの。自分を見なきゃ。
自分は誰?自分にできることは何?自分の強みは何?
とにかく
とにかく
とにかく
鏡を見る
自分を見る
自分がイチゴなのにバナナになろうとするから苦しい。
イチゴにはイチゴの良さがあり、味がある。
以下同文。
価値は付け足すものじゃない。
創り出すものじゃない。
むしろ掘るもの。
今のままの自分じゃダメだ、と強がって、自分を否定して、必死に付け足してきたものを掘り出して、
そして気づくもの
ただ、それだけ。
かーんたん^^