無意識に思考を支配している情報に気づく
昨日のブログでは、なにか行動を起こすときに否定的&肯定的、どちらをベースにしているだろう?というお話をしました。
考えている方向に現実は創造されていくのでしたよね。
さて、今日のテーマは、無意識に思考を支配している情報についてです。
私たちが見聞きしている情報は、全て潜在意識に保管されています。
(潜在意識とは、無意識のことです。私たちが意識していると思っていることは実はわずか10%と言われていて、後の90%が無意識です。情報は全てここに入ってます。)
そして、この潜在意識に入った情報は、私たちを知らない間にコントロールしています。気づくとこの情報の通りに現実が創造されていくのです。
例えばこういうことです。
・怖いニュースを見る
→身近で事件が起こる確率は稀なのに、怖がり事件を考える時間を増やすことで怖い出来事を引き寄せてしまう
・ママ友の悪口会議に参加する
→暗い気持ちになる。自分も悪口を言われているのでは?と懐疑的な気持ちになる。イライラするような出来事が起こる
など。
潜在意識に入った情報は、止まることなくずっと考え続ける内容となります。
そして、ずっと考え続けていること=想いが強いことは現実になります。
私の経験で言うと、自分ではポジティブで前向きなつもりだったのですが、実はネガティブな情報をたくさん仕入れてしまっていました。
例えば
・暗いニュースを見る
・何をするにも悲観的に捉える人と話す
・根拠が曖昧なネット記事を読む
・暴力的な漫画を読む
・アクションシーン激しめの映画を観る
などです。
これらの情報をむやみやたらに入れていると、自分の気持ちが重くなるばかりか、そっちの方向に引きずられて現実が創造されてしまいます。
私も、気づいたら周りにこう言う人が増えてました。
「もう年だから〜できない」
「若い頃にやりたかったなあ」
「私なんてもうおばさんだし・・・」
といって今いる場所にずっと閉じこもっている人。
そうすると、自分の気持ちもいつの間にか閉鎖的になっていくんです。
失敗を恐れて、老いることを嘆くようになっていくんです。
こりゃいかん、と思いました。
潜在意識に入れる情報は、意識して選択していかなくてはいけません。
どのように選択すれば良いのか?と言うと
なりたい姿、理想の未来とする方向へ行けそうな情報を選択していくのです。
例えば、私は、年齢に関係なく、その時々心赴くままにいきることが好きです。
なので、「もう年だから〜」と言う人と一緒にいるのは違うな、とおもいました。
年を重ねることを楽しんでいる人、経験を楽しそうに語る人、挑戦している人、と一緒にいることを選択するようにしました。
怖い映像やニュースはなるべく避けて、楽しい映像や人の働きに感謝する映像(田舎のニュース番組では、ドラッグストアの店長さんがお客さんを心臓マッサージして助けて感謝状をもらったとか、そういう人間味溢れるニュースが流れるから最近見てるw)、恋している音楽を聞くようにしました。
意識して情報を入れるようにしてみると、普段いかに無意識に、自分にとって要らない情報をインプットしてしまっていたんだなあ、ということがわかります。
また、メディアだけではなく、家族の言葉や友達の言葉にも気をつける必要があります。
私の場合も、親からの「可愛くなければ男に浮気される」「わがまま言うと友達無くす」「好き勝手言うと嫌われる」「女は30歳までが華」などなど、成長の過程でインプットしてしまった言葉に随分支配されてきました。
無意識に、それらの情報が正しいものだと思ってしまっていたんですね。
大切なことは、普段どのような情報を入れているだろうか?ということに気づくことです。
悲しいことより楽しいことを考えましょう
無理だと諦める人の言葉より、どうしたらできるのか工夫する人の言葉を
けなしてくる人の言葉より、褒めてくれる人に言葉を信じましょう。聞くようにしましょう。
嫌われる理由を探すのではなく、愛される理由を探すようにしましょう
そうして
無意識に思考を支配している情報に気づき、書き換えを行っていきましょう。