まさかの事実【お世話するほど、人は離れていく】
これは私にとって衝撃の事実だったんだけど、
お世話すればするほと、人は離れていくんだよ〜〜〜
実のところ、私はお世話をするのが大好き。
小さい頃から生き物がそばにいたので、暇があれば何かをお世話してた。
オマケに、弟もいたし、いとこは全員年下なのでいっつも誰かのお世話をしてた。
そんなもんで、大学生の時に初めてちゃんと付き合った彼氏のお世話をこれでもかというくらいしてたw
就活の自己PR添削してあげたりとか、先輩ヅラ吹かせて得意げにしてたなあ(遠い目)
その時は、「彼氏のためにこんなに尽くしてる私、かっこいい」って感じできっと(いや絶対)自分に酔ってた。
そして何が起きたかといいますと
フラれました
がびーん
だんだん連絡の頻度が減っていって・・・
おかしいなと思ったら時すでに遅し。
その時に負った痛手がダメージ大だったので
それからなんとなく、尽くさないように重くならないように自分をセーブしながらひっそりと生きていた。
(その結果、今度は浮気されたり、大事にされないでフラれる現象が起きた)
あれから心理学を勉強したり、恋愛を独自に研究・分析していく中で
発見したのが今日のテーマ「お世話するほど人は離れていく」ということだったんです。
その仕組みを簡単に説明すると・・・
お世話する=相手ができないと決めつけてる。相手を下に見てる。相手を信頼していない。
ということと同義だからです。
あと、お世話するのは小さな子供のお母さんの役目です。
そうは言っても、好きな人にはいろいろ尽くしたくなるよね。
やってあげたくなるよね。
わかる。
でもね、よく胸に手を当てて考えて欲しいのが
お世話することで、自分の存在価値を測ってない?
ってこと。
ちなみに私はそうだった。
お世話する=彼にとってかけがえのない私であろうとした。
好きだったし離れたくなかったから、尽くしさえすれば認められる、離れていかない、と思っていた。
例えば、私の職場の先輩はめっちゃ仕事ができるんだけど、先回りしてなんでもやってくれるから、ありがたいことだけど私は内心こう思っている。
(やってくれるのはいいんだけど、私の力にならないなあ〜〜)
そして、自分の中で計算して取り掛かろうとしていることに先に口を出して指示をされると
(今やろうと思ってたのに・・・)
と、気持ちが萎えてしまう。
そう、こういうのって子供の宿題と一緒だと思っていて、
「早くやんなさい!」って言われれば言われるほど
「今やろうと思ってたのに!もうやりたくない!!」って思うもの。
(私は毎回それで、言われるたびにブチ切れしてた。)
でも、親がある程度放置して自由にやらせていたり
「言わなくてもちゃんと宿題できてるなんて偉いね〜」って、そっと後から褒めてくれるとすごく嬉しいし、言わなくても勝手に宿題をするようになってくる。
これはね、
「自分は信頼されている。自分はやればできるんだ。」
という自信がつくことによって、自分からどんどん行動起こすことが楽しくなってくるからなんだ。
これを社会人生活に当てはめて実験したことがある。
商社OL時代、一定期間は男の人は怖いと思っていたから営業さんと距離を置いてたんだけど、心理学を学び出してから、どんどん「お願い」をして「お任せ」するようにした。
他のOLさんは、「あの人はいい年してなんにもしないんだから!」とかなんとかブツクサ文句を言いながらその営業のおじさんの仕事を全部やってあげていて、おじさんはもっとダラけてOLさんぶちぎれる、というのがルーティンになっていた。
私はそれを、「これで困っていて、これをしてくれると助かります。お願いします。」と頼んだあとはひたすら待ちに徹した。
そして、ちゃんと動いてくれたらめっちゃ喜んだ。
「すごいです!さすがですね!」と褒めまくった。
そうしたところ、営業のおじさんは得意げに仕事をしてくれるようになった。
他のOLさんには「なんであの子の時はあんなに張り切るんだろう・・さすがおじさんキラー」と言われて不思議がられたんだけど、これは「信じて待つ」ことをひたすらした結果だったのである。
お世話してしまうと、その人はとっても居心地が悪くなってしまうの。
「自分は信頼されていない」と感じて、自分が無力に思えてきて、元気がなくなってきてしまう。
お世話したい気持ちはぐっとこらえて、
相手はできる、動いてくれる、と信じてみましょう
信頼されているんだ!自分はできるんだ!
そう思えた時、人はめっちゃ強くなりますし、パワーを発揮します。
これは仕事、プライベートにも全て言えることで、恋愛にもめちゃくちゃ効果がありますのでぜひやってみてね。