自分を大切にすると、人も大切にできる
最近しみじみ感じたことがあるんだけどね、
自分を大切にすると、人も大切にできるようになるっぽい。
人にイライラする時って、たいてい余裕が無くて
自分の好きなことができてなかったり、好きなものを我慢して違うことを選択している時で
つまり、自分を大切にできていない時なんじゃないかなと思うの。
特に女の人はホルモンバランスによって感情も揺れ動くから
必ずしもそのイライラが我慢からくるものだけではないのだけどね。
だけど、自分が好きなことをちょっとずつ選択してあげるようになって
悲しみとか、辛い気持ちに寄り添えるようになってくると
自然と人に優しくなれるの。
自分がつらい思いをしたことを、「つらかったなあ、よく頑張ったなあ」と思えたとき
同じような思いをしている人のことを「今つらいだろうなあ」って思えるようになるの。
つらい思いを認められなくて、「辛くないよ!もっと頑張れるよ!」って思って自分に鞭を打っていると
同じような境遇な人にも「それくらいでヘバッてどうするの?もっと頑張れるよな?」って自分の苦労を人にもさせようとしてしまうの。無意識にね。
↑実はこの考え方って会社とかでよく蔓延していると思う。
ベンチャー企業で「才能が無い」って社長に言われて、クビにされそうになった時
先輩に相談したら、「で、どれくらい努力してるの?」って言われたことがあるけど、その先輩は負けず嫌いでめちゃくちゃ努力している人だったし
エステサロンに勤めてた時、パワハラ所長は毎日のように「私の時はこんなことで弱音なんて吐かなかった!なに甘えてんの?」って吠えてたけれど、その所長も若い時は上司に毎日のように怒鳴られていて、悔しくて努力で地位を築いてきた人だった。
努力で壁を乗り越えられる人と、どんなに努力しても壁を乗り越えられない人がいる。
「神様は乗り越えられる壁しか与えない」という言葉は自己啓発本を読めばたいてい出てくるし、私も大好きな言葉だったけれど、
「乗り越えられない壁もある、ということを気づかせるための壁」であることも、また真理だと思っている。
ある分野で輝けなかった人がまた別の分野に行ったら大成功をしたという話はよくあることなので、辛い努力をしても結果が伴わないなら、早めに見切りをつけるということはとても大事な選択である。
自分を大切にできるようになると、身近にいる人もまた、同じように大切にすべき存在であるということに気づいてくるの。
寒そうにしていたら暖かいものをあげたくなるし、お腹いっぱいに食べさせてあげたくなる、幸せに笑ってほしいと思う。だって、その人も自分と同じように大切な人だから。
見ず知らずの人にそこまでの思考で接するようになるには、それこそ仏の領域にまでいかないとって感じだけど
まずは身近な人を大切にできるようになると、人間関係が劇的によくなって生きやすくなるんだよね。
なのでまずは自分を大切にする、自分を満たす、ということが
とっっても大事になってくるな、としみじみ思った今日でした。
では、また明日ね^^