パワハラ上司から逃げ出して思うこと
昨年の今頃は、毎日毎日上司からパワハラを受けていたんだけど(エステ勤務)
日記がね、とにかく暗いの・・・
「もう疲れた・・・」「このまま続けていける気がしない・・・」「また上司から説教3時間」「お前は宇宙人だって言われた」などなど
読んでると、よく頑張ってたなあってしみじみ思う。
パワハラを受けている時は、「ひどい!悲しい!」って思うものの
いつしかそれが常態化してしまうと(そしてさらに、周りの人も黙って耐えているばかりだと)特になんとも思わなくなってくるんだよね。
泣いたり、悲しんだりはするけど、「どうしたら怒られないようになるか」「どうしたらこの人に褒められるのか」ということを考えるようになって、逃げ出すってことを考えなくなる。
私はね、「パワハラを受ける→自分がダメ人間、価値が無い人間だと日に日に思うようになる→パワハラをしている人に認めてもらいたいと思うようになる(だって、この人に認められれば私は価値があるのだからね。)→その環境に居続ける」という負のループの真っ只中にいたんだ。
上司は私が休職をしてからも、元の職場に戻って今まで通り仕事をするんだと期待して待っていたけど、休職明けに「もう行きたく無いので行きません」と伝えてすぐにその環境から逃げ出して本当によかったと思う。
「あなたは変人なんだから。ここですぐ辞めたらどこ行っても通用しないよ」
と散々脅されていたけど、辞めて今楽しく仕事をしているし、パワハラを受けていた時の倍お金を稼げている。(エステは自営業だったからお給料出なかったのだ。)
あの日々はなんだったんだろう?と思うくらい、平和な毎日を過ごしている。
ここが結構戸惑う&抜け出せないポイントなんだけど
パワハラ上司は決して残忍な性格をしていたわけではなくて、愛情あふれた人だった。
子供を女手一つで2人育て、犬を可愛がり、お客様のことを考え、お客様からも信頼されていた。そして、私たちを叱るのも私たちに成長して欲しいからだと言っていた。(やり方が間違っているだけで、本心だと思う。)
悪い人ではないからこそ、私は上司を信じ、すぐに逃げだことができなかったんだ。
だけど逃げ出せたのは、いつまでも治らない肌荒れと、ずっと来ない生理、そして毎日怒られ続けることに意味を見出せなくなってしまったから。楽しく毎日を過ごしたいと思ったからだった。
逃げてみて思うけど、逃げても案外なんともない。大丈夫。
勇気を出して、その環境から抜け出す一歩はとても勇気がいるけど
そのあとは幸せで温かい世界が待っているよ^^
パワハラって誰も幸せにしないよね〜(;д;)